管理見直しコンサルティグ先のマンションで、毎月、1回行われている定期清掃の監査に行きました。
管理見直しでは、管理会社との委託契約内容を調査することろから始まりますが、ペーパー上に書いてあることが、現場では、実際にどう行われているのか、照合すると言う地道な作業があります。
多くの場合、現場の作業者は、契約の中身をご存じなく、また、管理会社も細かく指示していないので、契約内容と実態が異なります。
契約書の仕様に書いてあることをやっていないケースもあれば、仕様以外または仕様以上のことをやっているケースもあります。
そもそも、仕様書がかなりアバウトだと言う構造的な問題もあります。
新築時に契約書を交わして以来、一度も、内容を見直していない一方、現地では、作業者の方が、前任者のやり方を踏襲しているだけと言うケースもあれば、ご自身の経験を踏まえて、改善されるケースもあります。
現場の作業者にヒアリングすると、「このマンションは、もっとこうすると良いと思うんですけど・・・」と言う貴重な意見も聞くことができます。
マンション住民からも、「もっとこうして欲しい」と言う意見を聞きます。
それらの内容の妥当性を検討し、従来のアバウトな仕様書に対して、メリハリがあり、かつ、レベルアップした仕様書を作成します。
これができれば、どの管理会社も同じ条件で見積もりができますし、今後、作業者が変わっても、品質を一定に保つための基準ができる訳ですね。
このように、管理委託費のコストダウンは、管理会社の競争でダンピングさせて安くするわけではなく、時間をかけ、理論的に行っています。
2018年3月25日 |
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