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TEIKOKU NEWS 2月24日 帝国ニュース中部版に掲載されました。
クローズアップ(この会社のここに注目)
マンションに住む人をしあわせに
(株)リブネット・プラス
マンション管理相談センター
マンションに住む人をしあわせに
マンション管理士という国家資格は、合格率8%前後という難関資格に分類されるものだが、司法書士や行政書士などのように(法令で定められた)独占業務がないため、その資格を持っているからといって独立起業するのは難しいと言われる。しかし、現在当社が養成を進めているマンション管理コンサルタントは、そういった通説を覆そうとしている。代表を務める馬渕氏が、自身の経験を生かしコンサルティングを開始したのが2009年。多くの場合、マンション管理組合の運営は、住民の関心は低く、持ち回りで役員が回ってくるやっかい事と思われがち。専門知識を持っている住民も決して多くはなく、結果として日頃の管理や修繕工事は業者の言い値となってしまう。マンション管理士として、自らもマンションの住民である馬渕氏は、ここに改善の余地が大いにあると着目。コンサルティングの結果、管理コストも、大規模修繕工事も、品質を保った上で、その削減率は平均30%以上の実績を残している。
「マンションに住む人をこれでもかっ!と言うくらい幸せにする」をポリシーに掲げる当社であるが、既に2年先までコンサルティング予約が入っており、昨年は前年比180%の契約数で、もはや当社だけでは対応しきれない程の依頼がある。そこで、現在進めているのが同様の仕事に取り組める人材を養成する取り組みだ。「一般社団法人マンション管理相談センター」を創設し、マンション管理コンサルタントを、5年で100人輩出するのを目標としている。まず導入として、基礎講座を開講。この講座の受講料は2時間で1万円と、あえてハードルを高くして本気の人を求めている。ただ、十分なノウハウが開示されることもあって毎回多くの受講者がいるそうだ。その後、少人数限定の養成塾に加入し、座学から始まり、早ければ3カ月でOJTに移行。住民に感謝され、質の高いノウハウを持つマンション管理コンサルタントになるまでに1年をかける。基礎講座の段階から「そこまで教えてもらえるのか」と驚かれるほど、馬渕氏は惜しげもなく積み上げてきた経験やノウハウを教えるのだという。こうして学んだ同窓生は、卒業後も時に相互支援をしながら、ひとりではなく「チーム」として、マンション住民の幸せに貢献できるような仕事をしている。
現在、2017年4月に開講予定の2期生の募集が行われている。新たな事業のひとつとして取り組むべく、受講生の中には企業経営者の姿もあるという。
(名古屋支店情報部 猿渡 映一)
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