コンサルティング先、顧問先のマンションからの、日常的な設備の故障や建物の不具合について、相談と具体的な解決事例(セカンドオピニオンの提供例)です。
◎断水して貯水槽清掃後に再開した際の水道減圧弁の破損
(当社の対応):最初は、その故障が起こった住居が自費で修理。貯水槽清掃後の水道再開後に起こったことから、清掃業者に原因があるのでは?と言う相談を受け、調査。事故原因は、水道再開後の圧力が誘因したことではあるが、不可抗力であることを確認するとともに、管理会社に、「共用部であることを確認し、組合費で直すべきではないか?」とアドバイスし、その通りに解決。
◎エントランス内の壁の破損
(当社の対応):当社が初めてマンションを訪問した時に、エントランス内の壁の角の地面部分のタイルが破損している状態を発見。部位としては、地面に近いところであり、目立つ所ではないため、至近の大規模修繕工事の時に、一緒に直しましょうということで、放置されていた。しかし、室内で、自然劣化ではなく、清掃時にモップが当たったか、子供の遊び等の要因も考えられたので、管理会社に、保険申請を行うようアドバイスし、認められる。
◎貯水槽の外部にコケが付き、補修(塗装)工事が必要だと言われた件
(当社の対応):管理会社の提案は、長持ちさせるために、ライニング工法での工事が提案されただ、築年数からすると、次回貯水槽の交換まで持てばよいこと、外部は汚れているが、内部は非常にきれいで、漏水の事象もないことから、シリコン樹脂による塗装で十分だと判断し、仕様変更をして実施。当初見積もりの約半額で実施。
◎屋上のドレン周りの防水層劣化の原因が勾配不良であったため、補正するための屋上全面補修の提案の件
(当社の対応):屋上のドレンが面よりも高位置にあるため、恒常的にドレン周りに泥水が残り、防水保護層が劣化しているため、その解消のためには、屋上全面をモルタルで高上げして防水工事を行う提案。それに対して、防水シート全体としては、劣化していないことから、部分補修にして、定期清掃時に、屋上のドレン周りを清掃することを提案。数百万円の工事から、数十万円の工事へと、大幅なコストダウン
◎機械式駐車場のパレット・フックの破損
(当社の対応): 緊急出勤により、点検会社が応急措置をして、「使用者の車が当って、破損したのだろう」と報告書を提出。しかし、使用者にその心あたりがなく、場所が入り口側であったころから、隣の車による可能性、重量物の荷上げ、荷下げ時にぶつかった可能性も指摘。保険申請をアドバイスして、「不測かつ突発的な事故」として、認められる予定。
こうして、管理会社を上手に動かし、対応策は適正化され、かつコストが下がると言うのが、外部専門家のセカンドオピニオン効果です。
2025年2月26日 |
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