名古屋市内で、管理見直しを考えているマンションから、総会資料や管理委託契約書等の管理資料を一式お借りしました。
できる限り色々な面から見て欲しと言うことで、マンション共用部の火災保険証書も見せていただきました。
見た瞬間に、「これ、何?」と言う火災保険。
①管理費余剰金も修繕積立金も、十分あるのに、1年の掛捨て。
②建物の火災保険とは別に、共用ロビーにある動産に「動産保険」が掛けてある。
③地震保険は付けていない。
①は、まったく同じ保険を1年で掛けるのではなく、5年一括で掛ければ、約14%安くなります。
資金の余裕があるので、貯金しておくよりも、5年一括の方が、かなりお得です。
②は、保険会社によって、多少扱いは違いますが、「明記物件」にするなどして、建物の火災保険の設備賠償に含めることができます。
③は、「地震保険を付けますか?」と組合に打診されていたかが問題です。
さらに、保険代理店の名前を見ると、管理会社ではないし、社名も共通していないのですが、社名から調べてみると、同じ建物に入っているグループ会社。
新築時には、組合資金が少ないので、1年モノ保険を掛けるケースがほとんどなので、恐らく、それ以降、毎年、事務的に継続されていたと考えられます。
しかし、ほぼ同じ条件で、他の保険商品を比べると、もっと安い。
しかも、5年一括にした場合と比べると、このマンションでは、ナント5年間で、35万円も安くなります。
管理会社からすれば、「組合側から見直してと言われなかったから、前年同条件での保険更新をしていました。」と答えるでしょう。
しかし、それでは、組合財産を守る管理会社としては、アドバイスが不足しており、もっと言えば、管理組合のための保険ではなく、自社(グループ会社)が保険代理店をしている保険商品を売ってきただけと指摘されても、反論できないと思います。
そもそも、このマンションの場合、動産保険は必要なかった訳ですから、「不注意」の度が過ぎます。
実は、これまで、相談があったマンションで、火災保険の見直しが必要だったと言うマンションは、9割以上です。
更に、その半分以上が、過去の火災保険適用漏れがありました。
それも、管理会社の担当者の知識不足からです。
「火災保険のことは、管理会社(保険代理店)に任せておけば安心」ではなく、一度、きちんと専門家に自分のマンションの適正な保険はどういうものか?を診断してもらうことがお勧めです。
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