昨年6月から管理委託見直しコンサルティングを行っている名古屋市の43戸のマンションで、管理会社16社と専門事業者による入札が行われ、その一次審査(書類審査)のための管理検討理事会が6日に行われました。
ここでは、プレゼン審査(2次審査)に進む会社を3社程度選びます。
単に、見積り金額が安い会社から3社選ぶのであれば、簡単ですが、マンションの建物や生活のお世話役を選ぶのですから、会社の内容も大切です。
「安かろう悪かろう」に陥らないよう、「より良い管理をより安く」を実現させるのが、コンサルタントの役目です。 管理検討理事会メンバーにとっても、「管理会社を選ぶ」と言うのは初めてですから、会社概要を統一書式で作成し、見積りの比較表を作成した上で、それらを丁寧に説明しながら、議論すること1時間半。
最終的には、3社ではなく4社が選ばれました。
翌日、落選した12社には、次の通り選考の過程とプレゼン審査通過会社について、伝えました。
○1時間半の熱心な議論の末、16社の中から4社が選ばれました。 ○価格トップの会社は、その価格が頭一つ抜けており、ほぼ異論なく選ばれました。
○2位~6位は、月額5千円程度の差の中でひしめき合っており、その中で、新築時の販売会社の関連会社であると言う知名度により、次の1社が選ばれました。
○基本は、3社選定のため、残り1社を決めるための投票を行った結果、同票が2社あり、1社は地元資本、1社は全国資本であることから、どちらも聞きたいと言うことになり、最終的に、合計4社でのプレゼンとなりました。なお、「価格が高くても、プレゼンに残したい会社」として、7位以下では、2社が得票しましたが、少数票でした。
○通過会社の価格順位は、上位より1位、4位、5位、6位でした。
落選した会社には、上記と合わせて、価格の順位や選ばれた会社との価格差についても、回答します。
そうすることにより、入札に参加いただいた労に報いるとともに、次の案件への入札の際に、参考にしてもらうためです。 当社にとって、いかに良い管理会社に、たとえ、落選が続いても、入札をし続けていただくことが、組合の利益につながるのですから、「書類審査で落ちたけれど、会社の評価や組合の意識等がわかって良かった」と思ってもらえるよう努力することも、大切な仕事です。
更には、通過した会社には、個別に連絡をして、より良いプレゼンができるようアドバイスをしました。
そして、マンションの皆さんには、管理検討理事会メンバーだけでなく、希望者もプレゼン審査に参加できる旨のお知らせ文書を配布しました。
2週間後のプレゼン審査が楽しみです。
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