昨夜は、顧問先マンションの定期総会でした。
大きな議題は、半年以上かけて検討してきた「管理規約」の大改正。
平成23年の国交省「標準管理規約」の改正に対応する改正に加えて、ペット飼育細則の新設、リフォームガイドラインの新設など。
通常の顧問業務としては、管理会社の業務監査の報告。
新年度に予定されている修繕工事の査定。
今期には、リフォーム工事時の漏水事故等もあり、組合にとって、より有利になるようにアドバイスしてきました。
私の仕事は、理事会の方々から見れば、管理会社では対処しきれない高度な問題のアドバイスや管理会社の仕事に対する指導と言う面で、価値を感じていただけるのですが、一般の入居者にとっては、見えない部分がほとんどです。
特に、工事関係では、管理会社が、「修理が必要です。これが見積りです」と提示してきても、その妥当性がわかりませんから、私が組合側に立って、その査定を行うことは、組合財産を守ると言う点で、大切な仕事ですが、これも、理事会の人くらいしか、価値を実感できないと思います。
と言うことで、顧問業務内容を伝えるべく、総会では、きちんとした業務報告書を出しているのですが、自分で自分がこんなにいい仕事をやってきたというのも、押しつけがましいので、ほとんど説明はしません。
一方、住民の中には、私の顧問業務に関して批判的な人もいて、昨夜は、お一人の方が、かなり厳しい口調で、「マンション管理士はいらない」と言う趣旨の発言をされました。
しかし、理事の方が、「顧問がいなければ、このマンションは大変ことになっていた」「顧問料以上の事をやっていただいている」と発言いただき、無事、顧問契約3年目を迎えることになりました。
顧問業務は、営業して契約できるものではありません。
「仕事内容と人」を見ていただき、必要だと判断されて初めて、依頼いただくものです。
マンションの「今」ではなく、将来のことを、住民の誰よりも真剣に考えるのが、顧問の役目です。
全てのマンションで、顧問に必要性について、検討いただきたいですね。
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