最初に、改正に必要な10のステップについて、お話しします。
これは、私が実際に管理規約改正コンサルティングをする中で見出したものであり、オリジナルの方程式です。 他の専門家や管理会社に相談したら、もっと、簡単にやる場合もあるかもしれません。
そもそも、こう言うことに疎い住民が作ると言っても、難しいので、管理会 社や専門家委が、「はい、これが新しい基準で作った管理規約ですよ」と言ってもらう方が、楽でしょう。
一方、私の場合は、「管理規約を検討する」に際し、住民自らが、その意味を知り、賢くなっていただくための手間を取ります。元々、それまで、ほとんどの住民が一度も管理規約を読んでいないと言うのが実情なのですから、器だけを変えても、マンションの危機は変わらないからです。
管理規約の改正は、より社会情勢とマンションの状況にあった管理規約を作成することが目標ですが、目的は、そのマンションに住む人々が幸せになることです。
そのためには、住民の関心を高め、規約に縛られる、あるいは知らないままで、不具合が起こることを避けるように「運用」できる状態にする必要があります。 具体的には、次の10のステップです。
1) 管理規約の構成や機能を知るための勉強会
2)標準管理規約との対照表作成
3)そこから、反映すべきもの、従来通りで良いものの選別
4)規約本文以外での細則の検討
5)管理規約・細則の新旧対照表の作成
6)組合員へのアンケート調査
7)組合員の公聴会実施(必要に応じて)
8)最終案への修正
9)総会決議(4分の3以上)
10)新管理規約の監修
一つずつ,説明して行きましょう。(続く)
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