今日は、四日市市の40戸ほどのマンションで、4時間の現地調査。
月に1度の建物設備点検と週5日の清掃業務が同時に行われているマンションでの査察です。
高速道路を利用して、事務所から約40分、自宅から約1時間。距離にして50~70kmです。
今までコンサルティングしてきたマンションは、すべて、事務所又は自宅から一般道路で20分以内の立地だったので、飛びぬけて遠いのですが、理事長の熱心な姿勢に心打たれ、他のマンションのコンサルティング依頼を1件、後ろ倒しにして、コンサルティングを引き受けました。
管理委託業務の見直し(コストダウン)を依頼されると、管理業務に関わる法的・実務的な資料だけでなく、現地で行われているいくつかの点検と清掃については、「契約書通りに行われているか?」「行われている業務の品質はどうか?」「使っている道具や洗剤などは適切か?」等を査察しに行きます。
こちらのマンションでは、月曜から金曜まで、9時~13時の毎日4時間の勤務時間。
8階建と階層も高くないので、同程度のマンションに比べて、かなり時間数が多い。
多い方が手厚いサービス得られ、建物の清潔さが保たれるのは、間違いありませんが、それは、「過剰でなくて、適正か?」「コストダウンするために効率化する要素はないか?と言う目で見ると、改善の余地はかなりあることがわかります。
時には、委託業務契約書に書いていないけれど、やっており、それは、契約書の仕様書にきちんと入れておいた方が良い内容もあります。
管理会社の入札を行う時、「現行の管理契約を右から左に流して、競争で安くする」のがNGないことは、こう言う実態を見てもわかります。
そのマンションにとって必要な「管理委託業務の仕様書」を作らないと、入札によって、管理品質が下がってしまう可能性が高いのですね。
そこで、清掃であっても、点検であっても、その仕事の横に付いて、契約書等と照合しながら、「何を」「どれくらいの時間をかけて」記録して行くのです。
それが、本日は、4時間。
私も疲れますが、そばでじっと見られる方も、疲れます(笑)
でも、管理員さんの生の声を聞けるのは、そのマンションの管理会社の姿勢を知るのも、役立ちます。
聞けば、このマンション管理業務に着任したのは昨年4月。それから、一度も、管理会社による現地指導はなかったとのこと。そのために、管理員自身が「これで良いのかな?」と言う疑問を持ちながら、仕事をしていたとのこと。
管理会社から委託され、報酬を頂いて、管理員を指導する立場ではないのですが、ついつい、管理員さんと話が進み、色々アドバイスしてしまいます。(笑)
目的は、管理会社を変えることではありません。
マンション住民の幸せの上にこそ自分の利益があると信じているので、目の前にある問題・課題で手に付けられる事は、どんどん改善して行きます。
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