昨日は、岐阜で大規模修繕コンサルティグを行ったマンションの3年目点検でした。
良い天気に恵まれました。
当社のコンサルティングでは、大規模修繕工事後の定期点検を1年、3年、5年などと施工会社に義務付け、その都度、当社も立ち会います。
点検のタイミングは、塗装、防水等の各工事の保証期限が来る時期に設定し、当時の修繕委員と現役員に同行を依頼します。
声をかけたのは、全部で8名で、今回は、修繕委員長と現在の理事長と理事の合計3名に参加いただけました。
このマンションの修繕委員長は、「共同体としてのマンション」への理解が深く、昨年度は理事会として、管理規約の大改正も牽引いただき、こういう点検にも、積極的に協力いただけるので、大変、ありがたいです。
正直、そういう人がいるかいないかで、「マンションの価値」が維持されるかどうか、大きく変わりますね。
さて、点検の最初は、屋根の様子の点検。
こんな感じです。
点検では、不具合が見つかった場合、それが大規模修繕工事で行った箇所なのかどうか、また、それが保証対象なのかどうかの確認を行います。
保証期間内の不具合と言っても、施工の良しあしとは無関係な損傷や地盤沈下などに起因することもありますので、見つけた都度、その補修が保証期間内の無償工事なのかどうか、判断するのは、簡単ではありません。
住民側からすれば、「ついで」と言うプラスアルファも含めて、できる限り、補修して欲しいという気持ちですが、工事会社側にしたら、本来は、保証対象でないものを補修すると言う意味を組合側に理解してもらわないと、次の定期点検でも、際限なく直すようなことを誘因しかねないので、慎重になるのが、一般的です。
しかし、当社のコンサルティングは、「愛」がありますので、ちょっと違います。
実は、施工当時から、現場代理人(現場監督)さんと住民との交流を後押しし、竣工後は、修繕委員さんたちと慰労会も開き、現場代理人さんに、このマンションへの特別な想いを持ってもらう仕掛けをしてあります。
したがって、点検時の不具合に関する施工会社との交渉も、工事会社が無償で直す箇所でないことが明らかな個所でも、かなり好意的に「ついでにやりましょう」と言っていただけます。
当社が、保証対象なのかどうか、今回の補修の意味をきちんと組合側に説明し、両者の認識をすり合わせますから、工事会社側も、安心して、過剰サービスができる。
結局、皆が喜ぶ結果をもたらすのは、「愛」なのです。
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