昨日は、名古屋市内41戸のマンションの理事会&修繕委員会でした。
このマンションから依頼されているのは、管理見直しと大規模修繕工事準備のための建物調査&長期修繕計画の策定。
築12年目を迎えるマンションですが、当社の簡易な建物調査では、屋上を含めて、建物の状態がかなり良い。
施工は、全国ブランドの大手の建設会社で、当時、現場で、かなり繊細に長持ちを意識した施工がなされた跡が伺えますし、竣工図書も大判とコンパクトサイズの2種類があり、企画や調査に使うために、A4サイズの図書をお借りできるので、非常にスムーズです。
従って、管理会社の長期修繕計画上は、13年目が大規模修繕工事で、その準備を進めていたところを、当社の勉強会を経て、「詳細な建物調査をしてから、修繕時期を検討しましょう。目標は15年目以降!」。それよりも、「管理の劣化は急いで対策を考えましょう!」と言うことになりました。
管理会社は、管理の見直しに対して、協力的であり、資料の提出も順次されており、この理事会にも、参加いただいています。
昨日は、来年の管理会社入札に向けて、マンションにぴったりの仕様書を作成するための住民アンケート調査を議論したのですが、並行して、現行の管理業務の改善案も検討。
今まで、管理会社にお任せだった「雑排水管の清掃」「植栽管理」の仕様を見直し、先月の総会で出された管理会社の見積り査定と、他業者によるスピード入札を実施。
まずは、今年度単年でも、15万円程度のコスト削減ができることになりました。
コンサルタントが入って、あっという間に、効果が表れたことを驚いておられる方もおられましたが、これは、序の口。
現行の管理改善は、これ以外にも、まだまだあります!