岐阜市の16戸のマンションで、来春の大規模修繕工事の入札が始まり、見積書の提出がなされ、現在、その内容を精査し、VE案(価値を下げずに価格を下げる)検討のための個別ヒアリングが始まっています。
今回は、10社エントリーして、7社が実際に見積もりを出していただきました。
朝9時から夜の7時まで、各社1時間ごとに、次々に来社いただき、ヒアリングをしていきます。
予定が合わない会社もあるので、月曜から水曜まで、3日間をかけて、すべての会社のヒアリングを行います。
第1の目的は、数量・仕様・工法の取り違えがないかの確認、仮設契約や工事期間の妥当性、VE案の検討により、工事品質を下げないで、価格を下げる交渉。
「当社は、あとどれくらい頑張れば、2次プレゼンに残れそうだ」と言う微妙な?絶妙な話もして、足集見積りにファイトを燃やしてもらうのも、大切です。
また、今回の入札に至るまでの住民の皆さんの議論の様子や願いなどもお伝えし、良い工事を行うためのチーム作りのコンセプトもお伝えします。
住民の想いや協力的な土壌作りをしている事を話せば、建設会社もコスト面で頑張ったことが、報われそうだという予感をしてもらえます。
また、当社として、別の面で、このヒアリングは大切です。
具体的には、他のコンサルタントや管理会社が、どんな風に入札をしているのか、聞くこと。
建設会社にとって、「このやり方は良かった」「このやり方は、困った」と言う話を聞くのです。
同時に、当社の手法や資料の評価も聞きます。
当社が目指しているのは、単に、個別の見積に役立つだけではなく、自社のコスト構造を見直すことになる資料。
入札した会社は、受注する1社を除いて、いわば「空振り」になるのですから、その労苦に対して、お金は支払えないけれど、何かしら経営に役立つ資料を提示するのが、これからも、大変厳しい当社のコンサルティング案件に入札していただくために大切にことだと考えています。
一週間後の最終入札にどんなVE案が出てくるか、楽しみです。
2024年10月23日 |
|
2024年9月26日 |
|
2024年8月19日 |
|
2024年8月5日 |
|
2024年5月25日 |
|
2024年5月25日 |
|
2024年5月24日 |
|
2024年4月16日 |
|
2024年3月13日 |
|
2024年2月2日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年8月14日 |
|
2023年8月11日 |