顧問先マンションの駐車場内で、自動車が急発進し、 前方の駐車車両に衝突。追突された車が、車止めを乗り越えで、マンションの壁と水道設備に当たり、壁と減圧弁のカバーを損傷するという事故が起きました。
駐車場内の物損事故ですから、住民同士の話し合いでの解決になるのですが、今回は、マンション共用部の破損があったため、管理会社に相談があり、直ちに現場に行き、対応してくれたそうです。
外部要因で損傷したのですから、復旧工事は、マンション共用部の保険でも出ますが、その前に原因者の自動車保険で出るのであれば、そちらが優先されます。
今回、復旧工事の費用が自動車保険で出るということは、その住民さんと管理会社が確認した上で、管理会社は、「当社(管理会社)に依頼されれば、工事業者は手配しますし、ご自身の紹介先の工事会社でやられても良いですよ」と言う返事。
そこで、住民の方から、当社に相談があり、現地の写真を送っていただき、損傷個所を確認したところ、3年前の大規模修繕工事で補修したところで、5年保証が付いています。
この場合、大規模修繕工事を行った会社とは別の工事会社が、5年保証されている壁の一部分だけを補修してしまうと、その個所の保証は消え、更に、そのあたり一帯で何か不具合が起きた時は、大規模修繕工事をした会社の責任なのか、新たに補修した会社の責任なのか、と言う問題が生じてしまいます。
管理会社の担当者も、そこには気が付かず対応しようとしたわけで、そのままだったら、保証の宙ぶらりんなエリアが生じてしまうところでした。
危ない危ない。
その後は、当社がその問題を引き受け、大規模修繕工事を行った工事会社に連絡し、補修方法を協議し、本日、工事を無事終えました。
また、共用部ですから、組合として完成の確認をしなければなりませんが、当社が管理組合から委任されて、工事完了後に、竣工検査を行いました。
管理会社が、現地での素早い対応をして、顧問である当社がチェックすると言う、理想的な協業で、マンションの財産を守ったという事例です。
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