管理規約見直し10のステップは、お休みして、夏から管理見直しを進めてきた名古屋市内の43戸のマンションで、昨日行われた管理会社の入札プレゼンについて。
半年間に渡り検討してきたのは、現理事会と検討委員の合計8名。
プレゼンへのオブザーバー参加の一般組合員が2名。 今回は、16社の総合管理会社の中から、4社が一次審査を通過し、プレゼンとなりました。
1社のプレゼン時間は、質疑応答も合わせて50分。
休憩時間とその後の審査会を合わせると、合計5時間以上の長丁場です。
当社では、単に価格の安い会社を選ばないように、いくつかの採点項目(評価軸)を決めて、質問についても、一般的な質問とマンション特有の質問とを用意して、組合から質問してもらい、その回答の良し悪しを踏まえ、最終評価できる仕組みを取っています。
私の何気ない一言が、検討委員の気持ちを左右することもあるので、私は、審査には加わらず、客観的な数値を答えたり、メリット・デメリットの両方を答えると言うスタンスです。
今回は、4社のプレゼンに特徴があり、評価が大きく分かれました。 明暗を分けたポイントは、事前に管理組合の抱えている問題について、どこまで知る努力をしたか?独自の提案は何か?プレゼン時の質問に対して、組合側の真意を掴んで回答したか?と言う点。
このマんションでは、元々、現在の管理会社の管理費が高いという不満があった訳ではなく(というより、高いかどうかは分からないと言うのが実情)、管理の品質や姿勢に不満を持つ出来事があり、その改善へのリクエストが強かったので、実際のところ、プレゼンした4社の見積もりの価格差は、あまり関係なかったのですが、最終的に選ばれた1社は、最も安い価格を提示した会社でした。
しかし、審査の過程では、価格要素の評価点を除いた評価項目で点数比較をしても、やはり、その会社が1位の点数であり、「安かろう、悪かろう」となっていないことを確認しました。
結果としては、従来の管理委託費に比べて、年間で150万円以上のコストダウンになり、かつ、管理業務仕様は、大きく向上しているのですから、大変喜ばしいことです。
ただし、油断は禁物。
管理が始まってから、管理仕様通りの仕事がなされているか?を厳しくチェックし、定着を図ることが大切です。 従って、当社のコンサルティングでは、新管理体制に移行してからの業務監査を重視しているのです。
このマションに暮らす人々の幸せなマンションライフの実現に向けて、臨時総会での丁寧な説明、管理会社との契約締結、新旧管理会社の引継と、一歩ずつ進めて行きます。
2024年10月23日 |
|
2024年9月26日 |
|
2024年8月19日 |
|
2024年8月5日 |
|
2024年5月25日 |
|
2024年5月25日 |
|
2024年5月24日 |
|
2024年4月16日 |
|
2024年3月13日 |
|
2024年2月2日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年12月18日 |
|
2023年8月14日 |
|
2023年8月11日 |