最近、大規模修繕工事の相談が増えています。
昨年の今頃も、いくつか相談はあったのですが、「管理会社から消費税の値上げの前に…と言われて、本当にそうか?」という内容が多く、その築年数を聞いたり、建物の様子を聞いたり、あるいは、実際に簡易な建物診断を行った結果、「急ぐ必要はなし」というアドバイスをして、すべて、延期となっていました。
その中には、管理会社への不満があって、管理見直しコンサルティングを実施したケースもありましたが、ここに来て、消費税や電気料金の値上げで、生活上の負担感が増えていることもあり、1年半後の10%の消費税アップを見据えた相談に変わってきています。
昨年9月末までの契約であれば、4月以降の工事であっても、消費税は5%の金額なので、おそらく、この春、あるいは秋の工事は、かなり多忙でしょう。
いわゆるこれからが「駆け込み需要」の最盛期だと思います。
一方、最近の工事費は、原材料も人件費も値上がりがあり、昨年契約した金額で行うのは、かなり厳しいという声を聞きます。
と いうことは、今年春、秋の工事は、品質に心配があります。
また、次回の10%への値上げに関して、今回のような猶予措置があるとしたら、来年の3月までに工事契約を行えば、来年の10月以降の着工でも、消費税は8%ですから、同じ現象=再来年の秋、次の春の工事の品質が心配になるという可能性があります。
ということは、今年中に準備をして、来年の春に工事を行うか、ぐっと先にして、3年くらい先にするかの選択が、価格と工事品質のバランスの取れた実施ができる確率が高くなります。
そこまでの分析をしているから、相談が多くなっているのではないにせよ、漠然とした不安感があるのでしょう。
当社のコンサルティングは、建物の状況を見て、大規模修繕工事の時期をアドバイスしますし、同時に「管理の劣化」を診断して、トータルにマンションの長期財政を考えた最善策を提案します。
当社は、管理会社との利害関係がなく、設計事務所や建築会社のように「工事が発生して初めて利益がある」会社ではないので、100%マンション組合の利益・幸せのために、コンサルティングを行います。
2024年10月23日 |
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