前回の続き。
植栽の現状復旧費。
これも見積もりには入っておらず、復旧にかかる費用を最終試算すると言うもの。
植栽には、足場が掛かりますし、外壁洗浄を行った際に、汚れのひどいところを洗う際は、酸を使うため、植栽にかかれば、枯れてしまいます。それどころから、土壌を全部替えないといけないケースも出てきます。
これが、「かかっただけ、請求します」と言う見積ならば、現場の職人さんにとっては、「出来る限りダメージを与えないようにやる」と言うモチベーションは働きません。
この点を指摘すると、「丁寧にやるよう指導しますから」と言うのが建設会社の返事。
しかし、足場や外壁補修の職人さんにとっては、自分の仕事を時間内に行うのが仕事ですから、植栽への配慮は二の次になることは、明白。
見積に合理的な「現状復旧費」を定めて、その範囲内にやらねば、足が出る!と言う状態を作らない限りは、ずかずかと植栽に踏み入ることになるでしょう。
そもそも、住民にとって、植栽外観は大切な財産ですから、こ点に関しては、管理会社から指摘するべきだと思いますが、管理会社とひも付きの会社が建設工事を行うと、そういう牽制が行われないのだろうか?とちょっと悲しくなりました。
結局、この会社の見積は、建設会社にとって、極めて都合の良い、儲かる見積もりになっているわけですが、これは、会社の利益を考える側からすれば、当たり前のことで、法律違反ではありません。
マンション側に、知識がなく、建設会社や管理会社から、「他でもこんなものですよ」と言われ、「交渉負け」をしているだけだとも言えます。
自分たちの財産を守るためには、マンション住民側が賢くならねばなりません!
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